ちょいデキ! (文春新書)

ちょいデキ! (文春新書)
青野 慶久
文藝春秋
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今の自分ができていない仕事術。

・大きな目標を立ててしまっている
・拡大解釈してしまっている
・準備をがんばってしまっている

あげていこうとすると、全部書いてしまいそうで、それはまずい。逆に、できている仕事術を。

・モチベーションは探していない→仕事好きだから
・やりたいことは探していない→たいていそこらへんにある
・つくり笑顔はできている→自己嫌悪するくらいに
・怒られたとき降伏できる→おなじく自己嫌悪するくらいに
・集中するための引き出しを持っている→これは、ポジティブにyesといえる

など。5章:ビジネス情報収集術編、6章:健康管理編はなかなか好成績。

この本も手元に置いて、たまに目次を見返すとよいかも。スランプ脱却などに役立つ。7章は「ちょいデキ」っぽくないですね。かなりえらそうな論調になってしまってます。

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自分を変える! 対人コミュニケーション改善法‾ (マイコミ新書)

人が怖い ‾自分を変える! 対人コミュニケーション改善法‾ (マイコミ新書)
川島 達史
毎日コミュニケーションズ
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人が怖いです。正直。何でこの人は、この人たちは、そこまで人を軽んじることができるのだろうかと思うこと、少なからず。

この本はなかなかいい。著者自身が、かなり重症な対人恐怖症を克服しているようで、前半ではその体験を具体的に話しており、ディテールから作り話ではなさそうだと信じられる。結局のところ、対人恐怖症を乗り越えるには、最後は自分の力で乗り越えるしかないのだが、合理的な判断を冷静に下して、無意味に傷つかないためのテクニックなんかは示していて、役に立つ。感情が先行してしまうと、このようなテクニックを使うことすら忘れてしまいそうなので、たまに読み返すと元気付けられる、という効果もある一冊だと思う。いやな気分の整理学―論理療法のすすめの、論理療法に通じるところあり。あちらが学問的、あるいは治療する側からの見方だとすると、こちらは経験的、あるいは治療される側からの見方のような関係にある。

後半は、初対面の人と会話を続ける方法など、対人恐怖症な人にありがちな場面での具体的な対応策を述べているが、ぜひ続編を出版し、会社の同僚など、日ごろ接する人たちと会話を続ける方法など、各論を展開してほしい。意外と、日ごろ接する人たちは、同じ体験をしているがために、新しい話題がなくて会話が続かなかったりするのではないだろうか。

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話し過ぎない技術―話を「見せる」ためのコミュニケーションスキル ‾「話す」「書く」「聞く」「質問する」ためのスキルセット‾ (マイコミ新書)

同じことを別な言い方で2回3回と繰り返していることがあるような気がするので、これでは聞き手の印象に残りにくいと思い、この本を手に取った。

が、あまり参考にならず。というのも、タイトルはかなり絞り込んだものなのだが、内容はコミュニケーションの一般論とあまり変わるところがないから。、そのような本であれば他にもよい本があるし。

「話が長い」とか、「わからない」とか、最近言われる。以前は逆で、「話し言葉がそのまま文章になっても通用する」とまでお褒めいただいたこともあるのだが。まあ、聞き手が変わったことが大きいだろう。環境も変わったので、ちょっと自信喪失気味なこともある。

以前のように、思い切り断言すれば、「決めつけている」とか食って掛かってくる人もいるし。人のいうことを気にしていたらきりがない。

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「残業ゼロ」の仕事力

「残業ゼロ」の仕事力
吉越 浩一郎
日本能率協会マネジメントセンター
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成功本の王道。つまり、成功した方法の後知恵。使えそうなところだけメモ。

・ホワイトカラーの生産性。能力×時間×効率。効率はやり方しだいで高められる。日本人の働き方はここが弱い。
・知的作業は流れ作業のようには効率化できないが、デッドラインを設定することで効率化可能。デッドラインは、能力に合わせて設定するのではなく、業務の必然性からロジカルに定める、達成困難なもの。
・大上段に根本原因を見極めてそれを解消するより、表面的な問題の原因を一つ一つ取り去っていくほうが結局はやい。問題はとにかく分割して、解決に取り組む。
・無駄といわれる会議だが、実は重要。ここでも問題は分割して解決。大きな問題を全員で考えるのではなく、担当者が状況をまとめ、短時間で意思決定する。状況がまとまらない場合は、それ自体を新たな問題として、翌日をデッドラインとする。
・仲良しグループじゃないんだから、トップが、リーダーがやるといったらやる。残業ゼロもそう。みんな変化は嫌いなので、守らないと罰則アリで軌道にのせる。
・フォロワーはリーダーになったつもりで行動を。リーダーになったとき役に立つ。だがリーダーにならなければわからないことも多い。暗黙知をTTP(徹底的にパクる)する能力が不可欠。

「残業ゼロ」の人生力よりも身近なので、こちらのほうが納得しやすい。

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離散数学「数え上げ理論」 (ブルーバックス)

離散数学「数え上げ理論」 (ブルーバックス)
野崎 昭弘
講談社
売り上げランキング: 25606

とても面白い。

一般向け自然科学書籍なるカテゴリに属するものには、「数式は使ってない=わかりやすい」という誤った認識を読者に与え、それによって読者を増やそうとしているものがある。この本はそうではなく、すべての場合を列挙するという素人にも理解可能なアプローチを一旦押さえた上で、数式を必要十分に使うことで、数式あるいや理論の威力を読者に伝えることに成功していると思う。しかも、理論のほうが高尚だとか、そういう押し付けはなく、エレガントな方法よりも、「エレファントな方法」のほうが、柔軟に応用が利くようなケースも示している。

そういう点で、自然科学の一般的読み物として、簡単なようで難しいハードルをクリアした、成功例だと思う。

場合を列挙する方法として、闇雲にもれなく数え上げる方法を考えるだけでなく、
1)小さい問題を考えて、あとで一般的に拡張する、
2)数え上げやすいものと1対1に対応づける、あるいはよく似たことだが、
3)「逆対応の術」を使う、
など、忘れないようにしないと。

また、フィボナッチ数、分かち書きと構文解釈の難しさの比較、賭博の必勝法など、興味深い問題を、興味がわくように解説している。フィボナッチ数の漸化式と「閉じた公式」の話では、整数を扱う問題でありながら、無理数が閉じた公式に表れるなど、意外な感じ。

差分方程式、母関数のあたりは、面白い例が1つずつあるだけなので、いまひとつ応用できるまでには理解ができなかったので、もう少し専門的な本を選んで学んでみたいと思った。

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勝間式「利益の方程式」 ─商売は粉もの屋に学べ!─

勝間式「利益の方程式」 ─商売は粉もの屋に学べ!─
勝間 和代
東洋経済新報社
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勝間式の方程式:
利益=(顧客あたり単価-顧客あたり獲得コスト-顧客あたり原価)×顧客数   ---(1)

#数式はこれしか出てきません(笑)。

この式の、管理会計における純利益の計算方法との違いは、現場レベルで使えること。管理会計によって利益を算出するのでは、時間がかかりすぎる。

式(1)の4つの変数は連動していて、バランスをとりながら経営をコントロールする。カッコ内の3つについて、変数の性質を解説し、具体的にどのような戦略で制御していくのかを細かく説明し、最後に顧客数は、プロダクトやサービスの市場への浸透のフェーズに応じて、他の3つのコントロールを通じて、増加させていく。

要点は上記のようなこと。

著者の経営コンサル時代の経験に基づき、具体的に変数コントロールの戦略を説明している。とてもよいのだが、その分、経営コンサルの技術を、他の用途にも応用していくためには少しギャップがあり、そのままでは使えない。

巻末に、ポイントと行動指針がまとめられており、便利。

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脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める

脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)
築山 節
日本放送出版協会
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脳と気持ちの整理術―意欲・実行・解決力を高める (生活人新書)

のような特徴を脳が持っていることを踏まえ、仕事等の効率性、人間関係における社会性を高めるために有効な、具体的な15の行動規範に落とし込んだもの。

失敗ノートをつけることが役立ちそう。少し離れた作業スペースや会議スペースに、必要な資料や道具などを自席からもっていくとき、よく忘れ物をするという些細な失敗が多い。簡単に行き来できる、という油断があるせいで、うっかりやってしまう。だが、小さいロスでも、積み重なれば大きな時間のロス。

これとは別に、最後の詰めが甘い場合があるが、もっとよく自分が犯しがちな失敗を見つめてみれば、何か関連性が見つかる、ということに確かになるかも。

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いやな気分の整理学―論理療法のすすめ

いやな気分の整理学―論理療法のすすめ (生活人新書)
岡野 守也
日本放送出版協会
売り上げランキング: 25102

サブタイトルの論理療法の、ほんのあらましだけを紹介した本。心理カウンセリングって、胡散臭く、小難しいというイメージ。でも、論理療法は、そのような小難しい理屈や理論をすべて知らなくても日常生活に役立てることができ、簡単なわりに効果もそれなりに高いという。

ただし、一朝一夕に「いやな気分」を解消するのではない。「いやな気分」に至る自分の思考の癖を発見し、それが1)固定観念的で、2)、論理的でなく、3)現実とは異なっており、4)誰にとっても役に立たない、という論理で矯正することによって、次第に「いやな気分」がより健全なレベルに収まるようにしていく、というもの。

この一点だけをいろいろな例を挙げて説明することに専念している。論理療法も理論はいろいろ研究されているそうで、より詳しい本もあるそうだが(著者の著作の中にもあり、推薦していたが忘れた)、普通はそこまでの知識は必要なく、本書で十分だと思う。

心理というと、とっつきにくいが、論理でわかることができるのがよい。

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マンガ 孫子・韓非子の思想

マンガ 孫子・韓非子の思想
蔡 志忠
講談社
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再びマンガで孫子。入門としては、以前読んだものより、こちらのほうがよいかも。

孫子の兵法がビジネスへの応用として関心が高いといわれるが、韓非子の方は、法家の思想ということで、より直接的に人心掌握や人間操縦に役に立つのだそうだ。それはどうだかよくわからないが、説話と教訓、という構成なので、マンガにしやすいようで、わかりやすかった。こちらもビジネススキル観点で参考になる。

中国古典のシリーズの中の一巻らしい。文庫版もあるようなので、いつかシリーズの他の巻も眺めてみたい。

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宇宙エレベータ

宇宙エレベーター
宇宙エレベーター
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アニリール・セルカン
大和書房
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宇宙エレベーターのことは、ほとんど書いてない…。著者の活動紹介のような感じ。多次元宇宙のこととか、いろいろ書いてあるのだけど、興味沸かず。ほぼ読み飛ばし。

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