SELinux徹底ガイド―セキュアOSによるシステム構築と運用

SELinux徹底ガイド―セキュアOSによるシステム構築と運用 基本的な仕組みから高度な運用管理方法までを徹底解説
中村 雄一 水上 友宏 上野 修一 日立ソフトウェアエンジニアリング 日立ソフトウエアエンジニアリング= 日立SK=
日経BP社
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こちらは実践的なSELinux運用に重点を置いた本に見える。ポリシ設定については、使い方や実例に沿っていて、TE, RBACとは、のような理屈っぽいことはあまり気にしない人は、こちらのほうが具体的でわかりやすいと感じると思う。

実践的な運用ノウハウについていろいろ書いてあるようだったが、そのあたりは飛ばして読んだ。こういった内容は足が速いものなので、SELinuxが進化すると通用しなくなるかもしれない。あるいは一部はそうなっているかもしれない。読んでいないからなんともいえないので、その点は注意してほしい。

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SELinuxシステム管理―セキュアOSの基礎と運用

SELinuxシステム管理―セキュアOSの基礎と運用
Bill McCarty 田口 裕也 根津 研介 林 秀幸
オライリージャパン
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SELinuxはType Enforcement(TE)とRole-based Access Control(RBAC)の、両方のポリシ設定が可能であるが、それらの目的、手段、効果、価値などがいまひとつ一般的に理解されていないように思う。そのせいで、SELinuxは使いにくい、手間がかかるだけといった評価を受けがちであるように思う。また、かつては導入もそれほど容易ではなかったようである。

そのため、この本のウェイトは、
 導入 > TE, RBACのセキュリティポリシの理論と設定 > ポリシ開発事例
のような状態である。いまやFedora等にはデフォルトでSELinuxは有効になっているから、導入の部分はあまり気にする必要はない。そうすると、残りの分量はあまり多くなく、以外に一気に読める。新しい概念や技術を知る上では、はじめは全体を見渡せると都合がよいので、ちょうどいい塩梅である。

SELinuxはもう少し進化して、ポリシ設定の構造化などがやりやすくなっているが、この本では基本的なところしか扱っていないので、あまり内容が古くなっているような気はしなかった。

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図解 64ビットがわかる (図解 知りたい!テクノロジー)

図解 64ビットがわかる (図解 知りたい!テクノロジー)
大原 雄介
技術評論社
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一般教養的。もちろん読者は限られるが、技術書ではない。タイトルに64ビットとあるが、それに限らず、2005年あたりのCPUに関する技術を、背景となる1980~1990年代のプロセサに搭載された技術を含めて紹介している。

3章は面白かった。ハーバードアーキテクチャ、L2キャッシュ、SIMD, MIMD, VIEW、CISC, RISC, スーパースカラなど、個別には何かわかっていても、背後のつながりなどを含めて、一般教養レベルで理解できた点がよかった。

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[24時間365日] サーバ/インフラを支える技術 ~スケーラビリティ、ハイパフォーマンス、省力運用 (WEB+DB PRESS plusシリーズ) (WEB+DB PRESSプラスシリーズ)

[24時間365日] サーバ/インフラを支える技術 ~スケーラビリティ、ハイパフォーマンス、省力運用 (WEB+DB PRESS plusシリーズ) (WEB+DB PRESSプラスシリーズ)
安井 真伸 横川 和哉 ひろせ まさあき 伊藤 直也 田中 慎司 勝見 祐己
技術評論社
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内容的にはそれなりによく掘り下げてある。かつて某サービスの開発・管理・サポートみんな一部門でやっていた頃、サーバ管理を省力化したり、安定的に運用するためにオープンソースものを使っていろいろ試行錯誤していた。その頃これ一冊あったら自分たちで調べなくても良かっただろう。そういう意味で、よく調べたね、がんばったね、という感じがある本。でも、これがとても役立つ人はいるかも。「4.1 Linux単一ホストの負荷を見極める」はわかりやすいし、内容も良い。ほかは目次を見ておいて、問題に直面したときに思い出して役立てるとよい。

本のフロク: Googleを支える技術 ‾巨大システムの内側の世界 (WEB+DB PRESSプラスシリーズ)」と同じ出版元。技術的にはどうしてもこっちのほうが深い。そりゃ、Googleを支えてるんだから、規模が違うし。読者が違うのだから、比較しちゃいけないが。

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最新LLフレームワークエクスプローラ Ruby on Rails, Maple/Ethna(PHP),Catalyst(Perl),TurboGears(Python) 5大フレームワーク徹底攻略

EthnaとTurboGearsを比較するために読んでみようと思ったのだが、TurboGearsがとても良く、20分のビデオデモだけでかなりいけることがわかってしまった。でも、この本の有用性くらい抑えておこうと思い、EthnaとTurboGearsの部分だけ読んでみた。結果は落第。フレームワークを複数扱うならば、特徴の比較くらい入れて欲しい。結局、各フレームワークの記事を別々の人に記事を書かせたものをつなげただけ。こういう役に立たない本にふさわしい評価を与えないblogは今後読まないことにしよう、と思った。

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TurboGears×Python (LLフレームワークBOOKS # 1)

TurboGears×Python (LLフレームワークBOOKS # 1)
柴田 淳
技術評論社 (2007/03)
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Ruby on Railsが流行った頃、実際に短時間で簡単なサイトを作るビデオによるデモを見たときには、コマンドを実行すると雛形が作られて、それを適宜カスタマイズして、というふうに見えたので、結局型にはまったものしかできないだろうと思った。Rubyは詳しくないので、どの程度カスタマイズで、どの程度きちんとフレームワークかされているのか、正確に判断できなかったという面があったと思う。Pythonはよく知っているので、もしPythonに同じようなものがあったら、と思っていた。

PythonにはZopeがあったので、Railsのようなツールの決定版の出現が遅れたらしいのだが、どうやらTurboGearsが制したようなので、仕事との絡みもあって調べてみるのに、この本を利用した。本の感想の前にTurboGearsの感想を述べると、これはイイ!tg-adminコマンドで雛形を作るあたりは、Railsなどと同様だが、作られる雛形は、SQLObject(M), Kid(V), CherryPy(C)を組み合わせたものになっていて、TurboGears固有のお作法を押し付けられる、ということがほとんどない。つまり、カスタマイズの範囲は、前述の3つのライブラリを最大限に生かせる。さらに、たとえばSQLObjectの代わりにSQLAlchemyを使うといったようなことも可能。フォームの作成はTurboGearsがあらかじめ用意したWidget群を使えば、Ajax対応のCoolなLook&Feelも思いのまま、という具合なのだ。

で、本のほうの感想は、TurboGearsをとりあえず使いはじめてみる、という目的ならばまあまあよい。はじめから終わりまで読んではいけない。1,3,4章だけ読んで、あとはturbogears.orgへ。5章は使えない。サンプルソースがダウンロードできるものの、例として完結していない。ページ数の問題なのか知らないが、これでは読めない。ないほうがいいくらいだ。

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